製造業の生産性向上、品質向上などに寄与することを目的としたビジネスイベントが、名古屋ものづくりワールド2020です。今回が第5回目の開催となります。当初は4月15日から17日にかけてポートメッセなごやでおこなわれる予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により延期が決定。9月9日から11日にかけて、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)に場所を変更しておこなわれることになりました。出展、来場、いずれの参加希望者も、オフィシャルホームページ上で申し込みをおこなう必要があります。
トヨタを抱える愛知県にとって重要なビジネスイベント
関東や関西では既に20年以上にわたって開催されてきたこのものづくりワールドというイベントが、日本の製造業を代表するトヨタを抱える愛知県でおこなわれることには、大きな意義があります。何故なら、トヨタに関わる下請け製造業や工場が、愛知県には多く存在しているからです。彼らがより良い設備、より良いビジネス機会を手にするために、このイベントが大きく寄与することになるでしょう。
イベントはそれぞれ7つの展示に分かれています。
- 設計・製造ソリューション展
- 機械要素技術展
- 工場設備・備品展
- 航空・宇宙機器開発展
- 次世代3Dプリンタ展
- ものづくりAI/IoT展
- 計測・検査・センサ展
どの展示でも最新の技術、製品の紹介がおこなわれます。中部エリアの製造業者にとって、決して見逃せないイベントなのです。